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犬がうんちを食べた!?食糞の原因と対策について

2023.10.05
犬の話身近な話題

犬がうんちを食べる姿に驚き、悩まれる飼い主様は多くいます。

しかし、実は犬の食糞はさほど珍しいことではなく、特に好奇心旺盛な子犬ではたびたび見られます。とはいえ、愛犬の食糞は飼い主様にとってはかなり驚く行動でしょう。

そこで、今回は悩める飼い主様のために、犬がうんちを食べる原因と対策を紹介します。



目次
1.犬がうんちを食べることは珍しいことではない
2.原因1|うんちを食べ物だと思っている
3.原因2|お腹が空いている
4.原因3|退屈を紛らわすため
5.原因4|かまってほしい
6.一番効果的なのはすぐに片付けること!叱るのはNG

犬がうんちを食べることは珍しいことではない


まず前提として、動物がうんちを食べることは珍しいことではありません。あまり深刻に受け止めなくても大丈夫でしょう。

特に好奇心旺盛な子犬ではよく見られ、大人になるにつれて自然と解決するケースもあります。

犬がうんちを食べる理由は、はっきりとは分かっていませんが、いくつかの原因が考えられています。どれかひとつが原因というよりは組み合わさって起こると考えていただくと良いでしょう。

 

原因1|うんちを食べ物だと思っている


消化機能が未発達な子犬や、消化不良の犬のうんちには、未消化の食べ物が含まれていて、匂いも残っているため、食べ物と認識されてしまうことがあります。

対策としては、フードを別のものや消化の良いものに変えてみる消化不良が疑われる場合は獣医師の診察を受けるなどが考えられます。

 

原因2|お腹が空いている


お腹が空いて食べてしまうケースもあります。

体型にもよりますが、食事の量を増やすか、量はそのままで食事の回数を増やしてみましょう

満腹感を得られるフードに変更するのもひとつです。

ただ、病気をもっている場合、お腹に寄生虫がいる場合はいくらごはんを与えても食事量で満足しません。心配な場合は一度、獣医師にご相談ください。

 

原因3|退屈を紛らわすため


退屈しのぎに目の前にあるうんちを食べてしまうケースもあります。

遊びや散歩などでしっかり刺激を与えましょう

 

原因4|かまってほしい


うんちを食べたときに飼い主様が驚いて声をあげたことを「注目してもらえた!」と勘違いして、かまってもらうためにわざと食糞をするケースもあります。

愛犬がうんちを食べたときの飼い主様の行動が、結果として犬にとっての成功体験にならないよう、食べている現場を見つけても騒がず冷静に片付けましょう

 

一番効果的なのはすぐに片付けること!叱るのはNG


愛犬の食糞対策のなかで、最も効果があるのはとにかく物理的に遠ざけることです

うんちをしたら食べられる前に片付けてしまいましょう

ただし、急いで取ろうとすると取られまいと慌てて食べてしまうので、冷静に静かに片付けるとよいでしょう。

 

また、うんちを食べてしまっても叱らないようにしましょう。うんち自体を悪いものと認識すると、隠れてうんちをして食べてしまうかもしれません。こうなると、直すのがとても大変になります。あくまで冷静にすることが大切です。

食糞はすぐに治るものではありませんが、時間と共に改善されることもあるため、気長に対応してあげましょう。

 

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