犬や猫を飼うことが決まったら、次にやるべきは迎え入れる準備です。
購入するもの、用意する環境、登録申請、リサーチなど、犬や猫を飼い始める前に最低限済ませておくべき準備についてお話しします。
■目次
1.お迎えまでに購入しておくもの
2.お部屋の準備を万全に!
3.登録申請や動物病院のリサーチも!
お家に連れて帰る時に使います。
成長後のサイズではなく、お迎え時のサイズに合わせたものを準備しましょう。
移動用ケージはお家の中での居場所(クレート)としても、外出時や動物病院に行く時にも使用します。
慣れるまでは基本的にはサークルやケージ内で過ごします。
トイレとクレート、食器と水入れが入る大きさで、犬は四方を囲むもの、猫は2階建てなどの高さがあり天井が閉じるタイプが良いでしょう。
周囲を囲まれた場所は安心して過ごせるスペースでもあります。室内でフリーにする場合であっても、必ず一つは用意するのがおすすめです。
環境の変化に食事の変化が重なるとストレスからお腹を壊してしまうかもしれません。
フードはそれまで食べていたものと同じものを用意してください。
また、食器や水入れは陶器だと傷が付きにくく、汚れも落としやすくおすすめです。またほどよい重さがあり安定するので、倒してこぼす心配も減ります。
フードの量を測るのに必要です。
慣れてきたら目分量でもいいかもしれませんが、初めはきっちり測りましょう。
犬には犬用、猫には猫用トイレを準備しましょう。
猫の多頭飼いをする場合は、猫の頭数+1個を用意してください。
トイレ以外で粗相をしてしまった際、においが残っているとトイレを間違えて覚えてしまうので、除菌・消臭スプレーも必須です。
これ以外にも、お手入れ用品やおもちゃ、散歩用のリードなど必要なグッズはありますので、徐々に揃えていきましょう。
不慮の事故や病気がないよう、室内では以下の準備をしておきましょう。
お迎えして早々に誤飲誤食で救急病院に‥なんてことにならないよう、ペットが口にしそうなものを放置しないことが大切です。飲み込んではいけないものは棚などにしまうか、ペットの届かないところに移動しましょう。
植物の中には犬や猫にとって有害なものもありますので、観葉植物なども注意してください。
わずか30センチ程度の段差でも着地の衝撃で骨折してしまう犬猫がいます。ソファやベッド、抱っこからの飛び降りでも骨折してしまうことがあるので気をつけましょう。
また、床で滑って足を痛めてしまうこともありますので、滑り止めマットやスロープなども準備しましょう。
外は危険がいっぱいです。交通事故や他の犬猫から病気をうつされてしまうかもしれません。特に、好奇心旺盛な猫や発情期の猫は脱走しやすいと言われています。
対策としては、窓の網戸をロックする、玄関に柵を設置する、ベランダの隙間を無くすなどの脱走対策をしましょう。
購入した犬猫にはマイクロチップが装着されています。お迎えしたら、自治体への飼い主登録変更が必要ですので、手続きについて事前に調べておきましょう。
また、犬はお迎えしてから30日以内にお住まいの地域の自治体に登録が必要で、年に一回狂犬病予防接種を受けることが義務付けられています。
飼い始めは何かと動物病院に行く機会も多いので、かかりつけ動物病院の候補を探しておきましょう。
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