近年のアウトドアブームで、キャンプやバーベキューに愛犬を連れていく飼い主さんが増えています。
開放的な空間で走り回ったり、一緒に景色を楽しんだり、自然の中での体験は楽しいことがたくさんあります。しかし、その一方で注意すべき点があるのも事実。
そこで今回は、愛犬とのアウトドアを思いきり楽しむために、飼い主さんにしていただきたいことをまとめました。
万が一迷子になってしまった場合、飼い主さんの情報がわかるものがないと再会が難しくなってしまいます。
必ず、事前にマイクロチップの装着や、迷子札の用意など、対策をしておきましょう。
また、外出先では基本的にリードをつけ、脱走がないよう注意してあげてください。
キャンプ場やバーベキュー場には、たくさんの人や犬が出入りします。
気付かぬうちに感染症にかかってしまう恐れもあるので、しっかり予防しておきましょう。
山や川の近くには虫や野生動物もたくさんいるため、ノミ・ダニ予防やフィラリア予防も重要です。
混合ワクチンではレプトスピラ症に対応しているものを接種すると理想的です。
バーベキューの食材には、骨つき肉や竹串、とうもろこしの芯、タマネギなど、犬が食べてはいけないものがたくさんあります。
また、焼き肉のタレにはニンニクやタマネギの成分が入っているものが多く、微量であっても中毒を起こす恐れがあります。
飼い主さんがおすそわけしなくても、落ちているものを食べてしまうこともあるため、愛犬から目を離さないよう注意してください。
バーベキューや焚き火で犬がやけどすることもあります。
煙が気管に入りすぎると苦しくなってしまうので、犬のいる位置は風上にするなど注意してあげてください。
暑い季節は熱中症のリスクもあります。
短頭種など熱中症になりやすい犬種では、夏のみならず春や秋にも注意が必要です。
日陰をつくる、風通しを良くする、こまめに水分を取らせるなど、熱中症対策をしましょう。
また、夜は熱がこもることもあるので、テントよりも冷暖房のあるコテージなどがおすすめです。
今回は愛犬とのアウトドアを楽しむために飼い主さんにしていただきたいことをまとめました。
最近では愛犬と一緒に泊まれるキャンプ場なども増えています。
たくさんの人や犬が出入りする場所ですが、ルールを守れば楽しく過ごせるでしょう。
なお万が一に備えて、行く前に現地の動物病院を調べておくと、より安心です。
光が丘動物病院グループ
東京都練馬区に本院を置き、東京都内、埼玉県で4つの動物病院を運営しています
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