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【オス猫の去勢】思っていたより料金がかかった?手術以外に必要になるかもしれない費用。

2016.08.29
オス猫の去勢
オス猫の去勢手術にあたり、手術にかかる費用というのも気になる所ではありますよね。 なんとなく必要な費用はわかっていたつもりでも、イメージしていた金額と実際の料金に差が出来てしまう場合もあります。 その原因はどこにあるのでしょう? 今回はオス猫の去勢手術で、手術以外に必要になるかもしれない費用についてお話致します。

事前のワクチン接種や寄生虫予防

去勢手術の入院は一泊程度と短いものですが、それでも他の猫達と一緒の空間で生活をすることになります。 そのため、ワクチン接種やノミ・マダニなどの寄生虫予防を義務化している動物病院も少なくありません。 動物病院には色々な理由で動物達が出入りしますし、予防をしっかりと行っておくことは個人的にも賛成です。 これらは、手術前に準備が必要になりますので、予防に不安のある場合は事前に確認をしておきましょう。 また、予防の出来ない理由などがある場合は、手術を受ける動物病院に予め相談をしておくと良いでしょう。 ちなみにワクチンの費用は、ワクチンの種類や動物病院によって異なりますが、4,000円~8,000円程度のことが多いようです。 ノミ・マダニの予防は1,500円前後で行なうことができます。

手術前の術前検査の費用

血液検査 去勢手術は麻酔をかけての手術になります。 やはり手術前にはきちんと術前検査を行っておくべきでしょう。 去勢手術の術前検査には血液検査やレントゲン検査などが良く用いられます。 自分の猫にどの検査が必要なのかは、担当の獣医師と相談してみて下さい。 初めて受ける健康診断になる場合も多いと思いますので、費用に余裕があれば、できるだけ広い範囲での検査を行ってあげたいですね。 費用は検査内容によりまちまちですが、項目を絞った検査でも5,000円前後、きっちりした検査だと10,000円以上のこともあるでしょう。

手術料金に含まれている内容の違い

金の招き猫 ここは動物病院の少しややこしい所になるかもしれません。 近年ホームページなどで「去勢手術料金」といって提示をしている場合、手術費だけではなく入院費用や麻酔料金および注射料金などが含まれている動物病院がほとんどです。 ただし、全ての動物病院でこれらが統一されているわけではありませんし、細かい内容はそれぞれで異なります。 再診料が別途に必要であったり、麻酔の種類により料金が違ったり、上述の術前検査が手術料金に含まれているような場合もあります。 動物病院と費用の相談をする際には、手術料金に何が含まれており、何が含まれていないのかは、確認しておくべきかもしれません。

退院後の通院費用

オス猫の去勢手術では、手術後の通院といっても1〜2回の事がほとんどです。 縫合糸の抜糸や長期の抗生剤も必要ないことが多いので、通常は通院費が高額になることはありません。 しかし、再診料や消毒費などでの数千円の範囲は考えておきたいところです。

まとめ

こうなってくると、実際にいくらかかるの?というのが段々とわからなくなってくるかもしれません。 ですので、大切なのは、飼い主が動物病院からきちんと説明を受けておくこと。また、料金について丁寧な説明を行ってくれる動物病院を選ぶことです。 手術費用を支払う際に「思っていた金額と違う!」とは、ならないようにしておきたいですよね。
 
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