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一人暮らしの飼い主がオス猫と上手に暮らすポイント

2016.10.24
オス猫の去勢
一人暮らしの飼い主にとって、猫との生活に癒されることはたくさんあるでしょう。 しかし、留守が多くて不安だということで、猫を飼うことを悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。 猫は一人暮らしでも飼うことはできます。 しっかりと準備をして、素敵な関係を作ってもらいたいと思います。 今回は、現在すでに猫と生活をしている飼い主や、これから猫と一緒の生活を考えている方へ、オス猫と上手に暮らすポイントをご紹介致します。

基本的に外へは出さない

soto neko 飼い主には猫を外に出さないことをお勧めしています。 家の中は窮屈でかわいそう。という声もあるかもしれませんが、外出は交通事故や喧嘩での怪我、伝染病などの危険を必ず伴います。 特に留守の時間が多い飼い主では、飼い主の外出から帰宅まで、長時間の屋外生活になりかねません。 運動不足はキャットタワーでの上下運動を取り入れることで解消してあげましょう。 ただし、夏場の窓を閉め切っての外出には注意です。 エアコンなどでの暑さ対策は必ず行ってあげて下さいね。 猫も飼い主も安心して生活が送れるよう、脱走対策は十分に行うのが良いでしょう。

食事はなるべく規則正しく

taberu neko 一人暮らしの生活だと食生活は不規則になりがち。 人はもちろん、猫にもなるべく健康的な食生活を送ってもらいたいものです。 仕事へ行く前に、猫がお腹を空かさないように山盛りいっぱいのご飯を…という飼い主は要注意。 過度の肥満や嘔吐の原因になりがちです。 できるだけ朝晩2回などに分けて、適量を与えるようにしましょう。

危険な物や場所はしっかり管理

asobu neko 特に若い猫はいろいろな物に興味深々です。 家の中のあらゆる物がオモチャになり、遊び場になります。 人にとっては当たり前のことでも、猫にとっては思いもかけない事故の原因になるものもあります。 例えば「誤食」は家の中でも注意が必要。 動物病院でよく見かけるのが、人間用の薬、オモチャ、有毒な植物(ユリ科植物など)、縫い針、ヒモや輪ゴム、ビニールやスポンジなど。 これらは薬で無理矢理吐かせたり、内視鏡や開腹手術で取り出す必要がある場合もあります。 飼い主は、目の前ならば食べてしまったことにすぐに気がつくことが出来ますが、体調不良を起こすまで気がつかないという事も少なくありません。 また、窓やベランダから足を滑らしてしまったり、浴槽に落ちて溺れてしまうという「落下事故」。キッチンでの「火傷」も注意が必要です。 これらは若い猫の命に関わる重要なポイントです。 一人暮らしの方は特に、ヒモやビニールなどは出しっ放しにしない。浴槽はお湯を抜いて出かける。など、家の中のチェックを忘れずにしておきましょう

適齢期になったら去勢手術を行う

koneko 去勢をしていないオス猫と一緒に暮らしていると遭遇する問題として ・スプレー行動 ・繁殖シーズンの鳴き声 ・尿の強い臭い ・体臭 ・放浪癖 などが挙げられます。 https://www.hikarigaoka.net/278 これらオス猫特有の問題が、飼い主に猫との生活を「ストレス」に感じさせてしまう事もあります。 もちろん猫にとってもスプレー行動に悪意がある訳ではありません。 しかし、いずれも去勢手術で解決、予防が出来る可能性の高いものです。 去勢手術は、猫とのより良い生活に大きな役割を果たしてくれる事でしょう。

まとめ

一人暮らしだからといって、猫との生活を諦める必要はありません。 自由奔放な性格も猫の魅力の一つ。 だからこそ、事故への対策や去勢手術などはしっかりと行い、飼い主も安心してのびのびと過ごさせてあげたいですね。 時にはやんちゃで飼い主を困らせる事もあるかもしれませんが、猫との生活はきっと飼い主にかけがえのない喜びを与えてくれると思っています。
 
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