猫を数匹飼っている方は多いと思います。
そのうちの1匹を動物病院に連れて行って帰ったら、他の猫の反応がいつもと違うということがあります。
そんな飼い主さんたちの「動物病院に通っている猫以外の他の猫に起こること」についてお話していきます。
意外とやっかいなことが多いので、事前に把握しておくと対処しやすいかもしれません。
においに反応して嫌がったり怒る
動物病院から帰ってきた猫には、外のにおいや動物病院のにおいがついてしまうことがあります。
人には気づくことはなかなかできませんが、猫たちにはわかるようです。
そのにおいが影響して、家にいた猫が嫌がって怒ったりすることがあります。
ケンカになってしまったり、動物病院に行った猫が他の猫にいじめられてしまうこともあるようです。
このような場合はにおいが消えるまで、ケージに入れるなどして生活空間を分け、他の猫をはなしておいた方がいいかもしれません。
病院に行った猫をなめる
これもにおいと関連があるかもしれませんが、他の猫が動物病院の猫のにおいや仕草の変化に反応して気になってしまい、なめて毛づくろいをしてしまうことがあります。
仲良く毛づくろいしてくれる程度ならいいのですが、手術をした部分の傷口をなめてしまうケースもあるので注意が必要です。
長時間なめていたり、傷の血液のにおいを気にしている仕草があれば、はなしておきましょう。
手術を受けた猫本人がなめられないようにエリザベスカラーをしていても、他の猫になめられてしまっては意味がありませんからね。
病院に行った猫のフードを食べてしまい太る
手術を受けた猫はその直後数日は食欲が落ちてしまうことが多々あります。
そんな様子を見ている他の猫は、ここぞとばかりにその猫のフードを横取りしてしまうかもしれません。
また、食欲のない猫に栄養のあるもの、缶詰などのウェットフードを与えた場合などは、他の猫もほしがって鳴くので、仕方なくあげたら、他の猫が太ってしまったことがあることも多いようです。
肥満は万病のもとです、他の猫たちのためにも、他の猫に気づかれないように、食欲がない猫だけ1匹にして食事を与えてあげることも大切ですね。
まとめ
手術を受けた猫はその後体調を崩して胃腸炎になったりすることもあります。
感染するような病気ではなくても、他の猫も体調を次々を崩す場合もあります。
ストレスを一緒に感じたり、気持ちをくみとってしまうのかもしれませんが。
大抵の場合、飼い主さんたちは手術をした猫の様子に気をとられてしまいがちですが、他の猫の様子も何か変化がないかどうか、大変ですが、気にしてあげるように気をつけてみてくださいね。